お隣が空き家に！？トラブルが起きる前に出来ることとは。 | 千葉市で不動産売却を数多く承る中主な案件例を取り上げて詳しくレポート

近年の空き家問題について、自分には相続するような不動産がないと思っているあなたも

様々な視点から考える必要があります。

「もし、空き家を管理しなければならなくなったら」

ということは、地方に親族が住んでいる方であれば

漠然と考えているかもしれません。

が、しかし・・・

「もし、隣の家が空き家になったら」

と心配される方はどれくらいいらっしゃるでしょうか。

私が住む地域も、田舎の方ではありませんが

近隣の高齢化は年々進んでいます。

ついこの間まで、ここのお宅におじいさんが住んでいたはずなのに

気づいたら人の気配がない・・・

なんてことも珍しい話ではありません。

築年数の浅い物件なら、何らかの形で新しい所有者が現れるかもしれませんが

昔ながらの古い家屋ともなると、更地にでもしない限り

中々買い手がつかないことも予想されます。

家というのは、人が住まない方が老朽化が進みやすいものです。

管理をする人がいなければ、治安の悪化にも繋がります。

知らぬ間に誰かが住み着いていた。なんてことがあったらと

考えただけでもゾッとしますね・・・(ﾟдﾟ)！

では、もしお隣がある日突然、空き家になり

何かしらの損害を受けるようなことがあった場合

どうしたら良いのでしょうか。

まず最初に確認すべきは

「特定空き家」に該当するかどうか。ということです。

特定空き家とは

・倒壊のおそれがある

・著しく衛生上有害である

・著しく景観を損なう

・生活環境の保全を図るため放置が不適切である

外壁や屋根が崩落してきたり、ゴミ置き場のようになっていたり

庭木が生い茂って害虫が発生していたりする場合は

行政に連絡して対応してもらいましょう。

千葉市　空き家対策

https://www.city.chiba.jp/toshi/toshi/anzen/akiya_akichi_taisaku.html

手っ取り早く、所有者に直接改善するよう通告出来れば良いのですが

空き家の場合、なかなか所有者に辿り着けないということもあります。

相続しても名義変更をしていなかったり、共有名義になっていたりする場合があるからです。

平成27年に「空家対策特別措置法」が施行されたことは御存知でしょうか。

これにより、今まで行政が介入出来なかったところまで

法律で支援、指導が出来るようになりました。

空家問題解消のために施行された法律ですので

早い段階で行政に相談することをおススメします。

ケガをしたり、災害が起きる前に対応することが大事といえるでしょう。