他人事ではない！誤送金！ | 千葉市で不動産売却を数多く承る中主な案件例を取り上げて詳しくレポート

ここ数日、世間を騒がせている給付金誤送金問題。

皆さん「なんでそんなことが起きるわけ！？」と疑問をお持ちになりますよね。

これが当事者の町民の方たちからしたら、尚のこと。

私たちの税金がー！！！って叫びたくなる気持ち、よくわかります・・・

ただこの「誤送金問題」なんですが、意外と他人事ではないんです。

インターネットバンキングが盛んになってきている昨今。

ポチっとしただけで振込み出来てしまう便利さ、手軽さ。

不動産業界でも、契約の際に送金が行われますが

高額のため、二人以上で確認等が必要となります。

しかし万が一、誤送金してしまった場合「組戻し」を行います。

さて、この「組戻し」とは何なのか。

振込手続きが完了し受取口座に入金されている場合に

振込済資金の返却を依頼する手続きのこと。

要は「間違って振り込んじゃったから戻してください」ってことですね。

これを自分側の銀行と相手側の銀行とで手続きを行います。

但しこの組戻し。相手方が「戻していいよ」と言わない限り

手続き出来ないのが現実です。

「間違えたら戻せばいいじゃん」と簡単なものではないんです。

銀行は振込の事務手続きをするのがお仕事ですから

例え金額が高額であろうと、間違っていようと

介入してくることはありません。

そしてこの手続き、振り込んだ側と振り込まれた側が

同じ銀行かそうでないかで、手続きの煩わしさに差が出ます。

そう考えると、役所の出納管理のずさんさ、その後の対応等に

疑問を感じざるを得ません。

弊社も不動産という高額な商品を扱っておりますので

常々注意を払っていかなければならないと感じたニュースでした。