不動産バブル?2022年不動産事情

query_builder 2022/07/10
戸建て土地
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昨今、人口減少している日本で、何故不動産がここまで高騰を続けているのでしょうか。


巷では不動産バブルと騒がれていますが、過去のバブルとは決定的な違いがあります。


90年代に起きたバブルの時は、全国どこの不動産も値上がりをしていました。

対して現在起きている不動産高騰は、局地化しており

値上がりが著しい地域ではバブル期を超える坪単価となり

その他の地域に関しては値下がりどころか、無価値化しているのが

現状です。


スラム化したマンションは修繕積立金を支払わなければならず

タダでも手放したいという方が多数いらっしゃいます。


空き家が多い住宅団地や過去のリゾート物件においても同様です。


では、何故今このような現象が起きているのでしょうか。


2008年のリーマンショック及び2020年のコロナによる経済対策で

多くの資金が市場に投入されました。


国が国債を発行する ⇒ 中央銀行が国債を買い取る ⇒


流通が増え続ける ⇒ お金の価値が下がる ⇒


不動産・株の価値が上がる    という流れです。



そこに加え、コロナによる在宅ワークの急増。

アメリカでは住宅の建設が急激に増え、木材需要が拡大されました。


さらに中国は木材を高値であっても購入をし続けたため、さらに品薄状態に。


これによりウッドショックが引き起こされました。


円安やロシアのウクライナ侵攻による燃料価格の高騰もあり

おのずと不動産価格も上がってしまう結果となったのです。


本来であるならば、人口減少している最中に新築の棟数が増えれば

在庫が余るため、不動産の価格も落ちると思われます。

しかし、近年の核家族化や世帯数が増えたり、

都内に賃貸住まいだった人が、在宅ワークのために地方で戸建てに住み替えたりと、

結果的に駅近や居住誘導地域内では需要が増えて

不動産価格が上がってしまうというわけです。


ウッドショックは先2年ほどで落ち着くかもしれませんが

コロナやウクライナの問題がいつ落ち着くかを予想するのは

中々難しいことです。


住宅購入を検討されている方は、今後の


・円安の動向

・金利政策


をこまめにチェックして買い時を見極める必要があると言えます。

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OKI建設株式会社

住所:千葉県千葉市中央区院内2-5-9

電話番号:043-223-6617

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