千葉市で不動産相続にお悩みの方（税金編） | 千葉市で不動産売却を数多く承る中主な案件例を取り上げて詳しくレポート

不動産を相続によって取得すると不動産取得税や相続税がかかってきます。

これらは、取得時に一度払えば終わりですが、不動産を所持している間

ずっとかかってくるのが、固定資産税（及び都市計画税）です。

固定資産税の支払いは遺産分割協議前では

相続人全員の連帯責任となります。

とは言え、相続人全員にそれぞれ請求がいくわけではありませんので

便宜上の代表者を決めて、ひとまず納税を済ませておくべきでしょう。

なぜなら、国税を滞納すると延滞金が発生してしまうからです。

よくある話としては、高齢の親が住んでいた家を相続したものの

子供達には各々住まいがある場合

「とりあえず誰も住む予定もないから空き家にしておこう」

「固定資産税と言っても田舎だしそんなに高くないだろう」と

相続後も放置されている方が多くおられます。

その結果、管理不行き届きな空き家として「※₁ 特定空き家」に指定され

「※₂ 小規模住宅用地特例」から除外されてしまうこともあります。

※₁【特定空き家】

倒壊等の危険や、衛生上有害（異臭等）、景観を損なう状態の空き家。

自治体は必要な措置を取るよう助言、指導が出来る。

※₂【小規模住宅用地等特例】

住宅用地のうち、住戸一戸あたり200㎡（約60坪）までの部分の税額が

固定資産税で1/6、都市計画税で1/3に軽減される。

住んでいないからといって、自分の所に固定資産税の請求はこないということはありません。

対応が遅れると固定資産税が4倍程度に跳ね上がることもあるということを

しっかり把握しておくべきでしょう。

近年では日本中の空き家問題が深刻化しているため

空き家を売却しやすいように特別控除等もありますので

詳しくは、メールかお電話にてお問合せ下さい。